- Avogadro
- 2021年4月29日
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今回は後編の大阪市立大学を紹介します。前身は旧三商大学の一つである大阪商科大学(残りは一橋と神戸大)ですが、現在では8学部11研究科を有する文理総合大学です。公立大学では学生数が東京都立大学(首都大東京)の次に多いそうです。ちなみにこの大学も大阪府立大学と同様かなり偏差値が高いです。
本大学に学生時代在籍した著名な研究者として、ips細胞を開発しノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生がいます。また、自発的対称性の破れの研究でノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎先生が理工学部で教鞭をとられていたそうです。
毎年6月に三商戦と呼ばれるスポーツ対抗戦が、一橋大と神戸大、大阪市立大の三校で開催されるそうで、同じく毎年11月には、文科系ゼミにおいて三大学間で学問研究を討論する三商ゼミが開催されるそうです。他の公立大とは一線を画す感じがしますね。
この大学、市立大学とは思えない規模で、そして何より建物がすごい!なぜこれが国立でないのか疑うレベルです。早速見ていきましょう。杉本キャンパスになります。


続いては学術統合情報センター。特に右の写真は今までの大学巡りで一、二を争うほどの美しさを感じました。外国の洋館のような出で立ちでした。

人口光合成研究センター。太陽光エネルギーから得られた電子を使い、二酸化炭素からアルコール燃料を生成する新規触媒の開発を進めているとのこと。

実験棟など、一般の建物もかなり綺麗でした。なんとも羨ましい限り。

おまけ。
以上、大阪公立大学の訪問レポートでした!
訪問日:2015年10月3日